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クレームからのイノベーション

事の発端は、単純なクレームから始まりました!
創業40年の「K社」造り付家具の専門会社で地元では名の知れた会社です。

新築引渡し前検査で指摘があり、その中でもこれはどうにもならないので、交換?といったクレームが出てきたのです。

それは、

ステンレスキッチンのシンク部分しかも特注デザインの一点物!

それは、そこに家具の補修に来ていた職人さんがシンクを使用し、道具を水洗いして拭き上げずにそのまま帰ったそうです。
道具に着いた薬品がシンクに残留して化学反応し白くシミになったとの事!

会社には当然クレームが入りステンレスは専門外なので、調べて行きついたのが「研磨再生」という施工方法だったそうです

ただ、新品のステンレスシンクに施工する技術のある業者がいないという現実にぶつかったそうです。まずは、施工問合せがあり対応可能と話しすると「見積り依頼」との事でその場は終わったのですが、その後「技術研修」も同時に出来ないかとのお申し出があり施工研修を現場で行う事になりました。

K社長が言われるのは、他社にない技術は、

必ず売りになる!

自分たちの施工現場にはキッチンは、必ずあると言う事は、同じ今のお客様にアナウンスするだけで、新たなニーズを掘り起こすことになる!(ブルーオーシャン)との判断だそうです。しかも木を研磨したりするので、研磨には慣れ親しんでいるので抵抗が全くない!

とここでイノベーションが起こったそうです!

40年生き残るには、必ず「イノベーション」を幾度となく行い繰り返してきたのではないでしょうか?

生き残る選択肢はやっぱり二つ!

イノベーションを起こす側か?

イノベーションを起こした会社と付き合うか?

どちらかを必ず選ばなくてはいけません!

生き残る為に、イノベーションを起こしましょう!
ブルーオーシャンをめざしましょう!

私も少しずつですが皆さんの役に立てるように、技術的な所やイノベーションの仕方や成功例など少しずつ発信していきますね!

塗装業と浴槽研磨技術のイノベーション

塗装業を従業員8名で営んでいるC社、通常は外壁と屋根の塗装が主な事業内容です。

近年受注も少し増えてきていい感じで推移しているのですが、内装の相談がここ最近急に増え始めてきたそうです。

当然今までは外注に全部頼んでいましたが、今何かをやらなくてはビジネスチャンスを逃してしまうと思い、他社にないサービスを探し、今回の受講になりました。

今回のセミナーには3名で参加されました。塗装業をやられているだけあって、技術面では少し教えるとすぐにマスターしてしまう!研磨のおおまかなスキルがあり、コーティングの手際の良さは、素晴らしいものがありました。

ただし、素材によって研磨方法が異なったり、基礎的なものなどをしっかりと覚えていただきました。コーティング剤については特徴や有機溶剤の知識など基本的なものから応用技術までしっかりと覚えていただきました。

これからは、内装の相談などが出てきた場合に、研磨の復元技術で自社で施工できるものを新たな営業の柱にするとのこと。

同業他社がいないことは、単価的に有利に働くので強い営業で攻めていきたいと話しておられました。

やっぱりブルーオーシャンは、最高です!

二カ月ほどして吉報が入ってきました!
なんと
大型の320室ある居室型福祉施設の浴槽を入れ替わりのたびに施工することになったそうです。

今回の例は、「既存事業からの情報プラス技術革新」というイノベーションを起こした例になります。

私も少しずつですが皆さんの役に立てるように、技術的な所やイノベーションの仕方や成功例など少しずつ発信していきますね!

電気工事業と浴槽研磨技術のイノベーション

電気工事業のB社、現在従業員3名で営業されております。

B社の顧客は、ホテル関係が多くある日、浴槽で悩んでいるオーナーCさんがおられ「リフォームするにも莫大なコストがかかってしまうので、何とかできないか」と言われてたそうです。

そこで、他のホテルに行った時にオーナーDさんに聞いたら、

それは、「うちも知りたい」何かいい方法があれば教えてと逆に言われたそうです。

更に他のホテルのオーナーEさんに聞くと同じ返事だったそうです。

そこで、現状の顧客に新たな提案ができ、新しい売り上げの柱ができるのでは?

と考えセミナーを受講されたそうです。

やはり、受講される姿は必死そのものです!

私も感化されるがごとく、必死で教えます。

今回は、営業研修はいらないとのことで、技術面をかなり掘り下げてお話しさせていただきました。なにせ、研磨など無縁な仕事ですから特に「基本的なこと、準備するもの、成功例、失敗例」など事細かにです。

これ位わかるだろう?などと思うことなく誰でもわかるように嚙み砕いて話ししました。

なぜ?そこまでするのですか?

という質問が出て来ると決まって私が言うことは、

「あなたが困るというのは、その先のお客様が困るということなのです。お客様に迷惑をかけることはできません!」

私のセミナーを受けて、困るお客様が出るのは「許しがたい屈辱」なのです。

セミナー受講者に言うことがあります。

現場で、もしわからないことがあれば、その場で電話してきてください!と

ただ、電話に出れないときは、折り返すからね!と伝えています。

このB社は、2年半たちますが、1カ月に浴槽を約40台リニューアル施工されております。

ちなみに、最初の1カ月は2日に一回の割合で電話がかかってきました。

今回の例は、「既存事業からの情報プラス技術革新」というイノベーションを起こした例になります。

資材原価率は約10%前後で利益率も高く、会社にとっても非常に良い結果となり、ホテルのオーナーさんにも良い結果となり、ホテルの利用者様もきれいなお風呂で喜んでいただき、まさに「三方良し」となっています。

普通に考えてみると「電気工事業が浴槽磨き」想像つきません!

でも、そこにイノベーションを起こし、ビジネスチャンスを起こすきっかけになったのは言うまでもありません!

同業他社、普通なら参入できないでしょ!

こういった付き合いがあれば、合い見積もりの必要がなく特別な会社であるブルーオーシャンの戦いです。(戦う相手がいません!)

イノベーションを起こして、ブルーオーシャンをめざしましょう!

私も少しずつですが皆さんの役に立てるように、技術的な所やイノベーションの仕方や成功例など少しずつ発信していきますね!

清掃業とステンレス研磨技術のイノベーション

清掃業を営んでおられるA社は、現在5人で営業されていて「技術革新」という「イノベーション」をおこしました!

同業他社との競争で単価低下との戦いを強いられているとの事で、この消耗戦は個人営業ならまだ活路はあるものの従業員を雇用しているA社は、大手には絶対かなわない!

何とかこの状況を打破したい!

との思いで「ステンレス研磨技術」をサービスに加え、「他社と一線を引く事」と「単価下落の抑止につなげたい」
この思いの強さは、セミナーを通してヒシヒシと伝わってきました。

このセミナーにおいて、どの会社様もそうですが社長さんの必死さが異常なくらいすごいのです。

その情熱に応えるべく私も必死にセミナーをやります。
必ずこの技術をマスターして頂きイノベーションを成功して頂けるように願いを込めて・・

このセミナーでは、技術者として職人として技術を安売りしないでくださいと伝えました。

必ず単価は上がります。

ポイントはここ!自信を持つこと!

ここでお話しさせていただいたのは、誰でもできることは安く扱われてしまうがその逆は希少価値がでるので、そこに自信を持っていただきたいとお伝えさせていただきました。

6か月後、報告がきました。
ホームクリーニングの単価を3割上げ「シンク磨きサービス」キャンペーンを打ち込んだそうです。

シンク磨きを前面に出すことでホームクリーニングもクオリティーが高いと思われるので、高くて当たり前と思っていただけるお客様の層を獲得できたとのこと!

研磨技術を持つことで全体のクオリティが高い特別な会社と思われるようになり、同業他社が気にならなくなり、単価を下げる消耗戦からの脱却ができ、まさに技術革新と経営革新のイノベーションができた例と思います。

既存事業+アルファ(シンク磨き)が既存事業の価値を高め、同業他社との差をつくることができた事がブルーオーシャンへの近道だったみたいです。

とにかくイノベーション起こしましょう!
そして目指しましょうブルーオーシャン!
私も少しずつですが皆さんの役に立てるように、技術的な所やイノベーションの仕方や成功例など少しずつ発信していきますね!

清掃業とリフォーム業のクレームと向き合うイノベーション②

外国人労働者のいない現場をだんだん見なくなってきました。
リフォーム業からの受注があると大抵その現場には、外国人労働者がおられます。

足場組立解体現場にも・・
清掃業にも・・
内装業にも・・
あらゆるシーンで見かける様になりました。
またクライアントの工場にも・・
普通におられます。

これが現実になっています。

更にこれから増えていく事になる事は、誰でも知っている事です。
人件費が安い外国人労働者は、この先いなくなります。
日本人との給与格差がなくなってくると言う事なので、現在の実習生と言う制度が根底から崩れていく可能性が強くビジネスモデルを完全に次にシフトしなくてはならない事になります。

外部要因がこのように強く出てくる時には、必ず何らかのイノベーションを起こさなければ、乗り遅れてしまいます。

技術に走るか人材確保に走るか大きな変わり目です。

最終的には両方しなければならないのですが、利益率を上げなくては人材確保は難しくなることは確実です。
よく聞く事にどこに、技術革新があるのか?
何をすればいいのか?

と言われますが私からすれば「クレーム」の中にあるのでは?

前回お話しした通り「リフォーム業と清掃業のクレーム毎日聞いているのです。」目を背けたり耳をふさいだりしたい案件ばかりかもしれませんが私から言わせれば「宝の山」です。

自分たちで時間をかけて、その「宝の山」に挑むのも良いことかもしれません。
スピード感を持って動く場合は、教えてもらうのもいいと思います。

どちらにせよ、
いずれ早かれ遅かれ
「やらなければ、やられる」のですから・・・

だれに・・

隣の同業者と
海外の同業者(ほんの数年で必ず出てきます。)にです。

業種に関係なく、国際化は避けられません!
今この「宝の山」は、各業界のスキマです。
狙われると全て持っていかれるのです。

とくに外資系には、遠慮は全くありません!
日本人の常識は「ありません」
人として普通・・(そんな感覚ありません)
下請け、孫請け、関係ないです。飛び越えます!(そんな常識ありません)

私も少しずつですが皆さんの役に立てるように、技術的な所やイノベーションの仕方や成功例など少しずつ発信していきますね