ホメオスタシスを味方につけるには・・・②

ホメオスタシスとは、

前回書いた事ですが人間の持っている本能である

「変わりたくない」という、もって生まれた生体本能「ホメオスタシス」(恒常性)です。

これは、すごく厄介でこの抵抗は半端なく「強い」のです。

例えば、一念発起して起こした行動も三日坊主で終わってしまったり、チャンスとわかっていても

「自分には出来ない!とか
自分には無理!」

などと考えてしまいます。

これが一番厄介な
「変化したくない!と言うホメオスタシス」なんです。

この「ホメオスタシス」に打ち勝つにはどうすればいいか?

ということですが、少し考えると気付く事があると思います。

そうです!

問題は、結果を出す前に自分で結果を出していることなんです。

結局、何もしないまま変化も起こさず、何も起きない事が人間「楽」と思っている事が勝ってしまうとその様な行動をしているのです。

どういい事かというと

自分で自分を
洗脳しているのです。

「自分は出来ない人」「自分は無理をしなくても生きていける」「自分は変わらくても十分満足なんだ」といったものです。

頭で変わらなくては明日がないって分かっているのに、洗脳にかかっていると簡単にあきらめてしまう状態になってしまいます。

では、Reプログラムをしていく方法を少し書きます。

まず目標を設定します。

「変化したほうが絶対楽しい」と思うこと!

次に簡単なことから始めていきます。

「初体験にこだわる」事です。

例えば

「今まで食べたことがないものを食べる」

「行ったことのない所に行ってみる」

「初めてのところで何かを食べること!飲むこと!話すこと!現地の人と話すこと!」

どうです!

簡単でしょ!

初めてのことが「楽しい」って事に「気付き」があればあえて「初めてにこだわっていけます」

だって楽しいことに気付けているのですから・・

この小さな積み重ねが「変わりたくないホメオスタシス」が薄れていく簡単な方法なのです。

気付けば色んなことにチャレンジしている自分がいると思います。

これが
自分イノベーションです!

失えば必ず入ってくる法則

イノベーションを実践するときの一番の敵は「人」です。

イノベーションを決断・実行する立場にある人です。

それは、今までの「成功事例」「成功体験」「変化への不安」など様々な理由の上に

決断できない・・・

なぜ?・・・

今までの自分を否定するような気持にもなるのです。 それは「プライド」との闘いです。もしかしたら何かを失う可能性があるかもしれません。しかし・・・

安心してください!

もし何かを失ったとしても、必ずそれ以上のものを手にすることが出来ます。

「イノベーション」の始まりです。

これは、

「失えば必ず入ってくる法則」です

(実践済みです!)

人がよく「一皮むける」と言いますが、そのような経験をした時は周囲から認められたり、信用されるようになったりしていませんか?

私自身もこのような経験をしたことがあります。また、変わっていく人を身近で見たこともあります。しかし、時間の経過とともに成功体験の感動は薄れてしまいます。

それどころか次の変化を恐れて「言い訳・弁解」を考え、何もしないという考えに変わることもあります。

実は、これ「ホメオスタシス」という本能なんです。

(ホメオスタシスについては後ほど書きます)

「本能」なので、いけないわけではありません!

それは仕方ないことなので、あえて成功体験だけを思い出して、理由なしに行動してみてください。

おそらくその成功体験は、理由なしに突き進んだことの方が多いはずです。

そうです!

やるしかありません!